Design Workflow

本記事では、デザインワークフローシステム Penpotの基本的な操作を説明します。本記事を読んでいただくことで操作感をイメージできると思います。実際に操作できるデモ環境もご用意していますので興味ある方は、ぜひご利用ください。

FigmaとPenpotは、両方ともデザインツールであり、ユーザーインターフェース（UI）/ユーザーエクスペリエンス（UX）デザイン、プロトタイピング、共同作業、開発者とのコラボレーションなどの機能を提供しています。

Figmaは、クラウドベースのデザインツールであり、さまざまなデバイスに対応し、Mac、Windows、Linuxなどの複数のプラットフォームで動作します。Figmaは、多数のプリセットコンポーネントとスタイルを備えたライブラリを提供し、デザイナーは複数のプロジェクトで再利用できるデザインシステムを構築することができます。また、共同作業機能が優れており、リアルタイムで共同作業でき、コメントやフィードバックを共有できます。

Penpotは、オープンソースのデザインツールで、Webアプリケーションとして提供されています。以下は、Penpotの基本的な使い方の概要です。

1. プロジェクトの作成
   Penpotを起動して、新しいプロジェクトを作成します。必要に応じて、プロジェクトのタイトルや説明を入力します。

2. キャンバスの作成
   作成したプロジェクトに、新しいキャンバスを追加します。キャンバスは、ページやアートボードのようなもので、デザインの対象となる領域を示します。

3. レイヤーの作成
   キャンバス上にレイヤーを作成します。レイヤーは、グループ化や階層化されたオブジェクトの集合です。必要に応じて、テキスト、画像、シェイプ、アイコンなどのオブジェクトをレイヤーに追加します。

デザインワークフローは、デザインプロセスにおいてデザイナーがデザインを制作するための一連のステップや手順のことを指します。これは、クライアントとの打ち合わせから始まり、アイデアのブレストやスケッチ、デザインの詳細化、プロトタイプ制作、テスト、最終的な納品までの工程を含みます。

デザインワークフローは、デザイナーがデザインの品質を高め、プロジェクトのスピードや効率を向上させるための手順です。また、デザインチーム内での役割分担やコミュニケーションの改善、クライアントとの協力関係の構築などにも役立ちます。

具体的には、デザインワークフローには、以下のようなステップが含まれることがあります。

1. 要件定義
2. ブレストやスケッチ
3. ワイヤーフレーム制作
4. デザインの詳細化
5. プロトタイプ制作
6. テスト
7. 最終的な納品

これらのステップは、プロジェクトによって異なる場合がありますが、一般的にはデザインワークフローの中で扱われることが多いです。

Penpotは、クロスドメインなチームのために開発された、初のオープンソースデザイン・プロトタイピングプラットフォームです。